鍵穴にガムを入れる人の神経

カギに対するイタズラ、特に原状復帰させるのが難しいものはとても悪質であるといえるでしょう。
カギ穴に異物を詰めるというのは単純ですが防ぎにくいイタズラです。なかでもガムを詰め込むという行為は、一度詰め込まれた場合に取り出すことはとても大変であるということで、極めて悪質なイタズラであるともいえるでしょう。

わたしが自宅玄関のカギ穴の異変に気が付いたのは、残業を終えて深夜にもなろうかという時間に帰宅した際のことでした。カバンからカギを取り出し、ドアノブの上のカギ穴に差し込んだ瞬間、妙な感覚を覚えました。半ばまで刺さったカギには妙なクッションのような感触があり、回そうとしても鈍重な抵抗感によって遮られたのです。不審に思ったわたしがその後カギを引き抜こうとすると、やはり粘着性の抵抗感がありました。なんとか引き抜いたカギには白い異物が付着しており、こころなしか甘い匂いもしていました。
ここまできて、ようやくわたしは原因がカギ穴に詰め込まれているであろう、ガムだと気が付いたのです。

友人に電話して対処法を聞いて、スプレー式の潤滑油を流し込んでみましたが、なかなかうまくガムを除去することはできませんでした。その後コールドスプレーを吹き付け、ガムを凍らせてからカギを突っ込んでみると、かなりの部分がカギに付着して抜けました。
なんとか錠前を開け、家に入ったときには夜が白々と明けていたほどです。

カギ穴に異物を詰め込まれるケースとして、非常に困るのがガムですが、ガム自体が広く一般に販売されているために、入手自体が非常に簡単であること、所持していること自体に問題が一切ないことなど、流通自体をどうにかすることは不可能でしょう。どこかの国のように、ガム自体の販売ができなくなるような事態が良いかどうかはわかりませんが、一度悪意あるイタズラを行われた者としては、そうなるのも致し方ないという感覚を持ってしまうのです。
相模原の鍵屋さん
防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針
地域防犯支援課:横浜市市民局